鍵泥棒のメソッド
久々です
ライブとかあったんでちょっと離れてました
いやー暑苦しいですな
それに加えて最近はイライラすることも
増えとりますなぁ〜
めめっちい事が多すぎんすよ
そう言うのは良くないんすよ
あぁ〜男らしい人いないもんかねぇ〜
と思っていましたんですけど
このコンビは日本の演劇会では外せないですよね
男らしいところから面白いところまで
「幅広」なんすよね
この2人が出てる映画を観て
癒されようという魂胆なんすわ要は
それで観ました
「鍵泥棒のメソッド」
コメディ?ヒューマンドラマ?
分かんないですけど面白かったですかなり
この映画は内田けんじが監督脚本をした日本の映画です
2013年の映画の賞を沢山とってますね
まあそれだけあってすげえオモロイです
まあ簡単にあらすじをいいますと
死ぬほど金のない役者を目指す35歳無職桜井。
几帳面で完璧主義の殺し屋山崎。
この2人が銭湯で出会う。
山崎は石鹸に滑って転び頭を強打する
ノビてる間に桜井は山崎の鍵を盗る
山崎は記憶喪失になってしまう
ここで二人の人生が入れ替る。
そこから話は進んでいく、、、
というまあざっくりそんな感じです
この作品に出てくる「キャラ」が非常にこの作品にいい味を出していると思います
まず広末涼子演じる水嶋香苗
女編集長でかなり真面目でしっかり者という感じのキャラクターですが打って変わってトンチンカンな1面もあります
この映画の冒頭のシーン
「私結婚します」
「お相手は?」
「まだ決まってません」
みたいな笑
かなり真っ直ぐなんですかね?
恋というものを知らないという人ですね
しかも無表情なんですよね常に
というか基本的に感情を表に出さない
広末涼子も後のインタビューで
「感情を表現する仕事ではなく感情を抑える作業だった」
と語っています。
何にせよ濃いキャラクターです笑
凄腕の殺し屋、香川照之演じるコンドウ
完璧なんですよね何もかも
ヤクザ?みたいな裏社会の中でもかなり
頼りにされてる存在だったみたいです
存在が都市伝説のようで誰もその素性を知らない。
かっこいいですねー
冷徹非道みたいな感じです
殺し終わった後に車の中でベートーヴェンかな?クラシックを聴くんですよね
渋いなあ
ちなみに映画冒頭の社長を殺すシーン。
長いシーンにもかかわらず一発OKやったらしいですよ
凄すぎかよ
そして売れない俳優、堺雅人演じる桜井武史
ほんとにダメ人間みたいに描かれてます笑
金も借りまくってていつも金がなくて。
でも少し人情深いところがあるのか友達も多いのかな?笑
ダメ人間なんやけどプライドは高めみたいな面白いですね
堺雅人は役の幅がひろすぎるといつも思いますけどこういう最初にオドオドしてて終盤しっかり者になってくのやらすと一番な気がします
この3人以外にも濃いキャラクターが出てきて
ストーリーもうまい具合にくるくると進んでいきます
自分邦画の嫌いなところは展開の遅いところなんですけど、これはサクサクしててみやすいですよ
この2人仲いいんですよね笑
撮影の時に堺雅人がアドリブをいれたりして香川を笑わせたり高度な遊びをしてたみたいです笑
しかも作中で、二人とも役者の役をやるんですけど、どういう気持ちなんだろうか
作品の中で役者の役をやる
っていう夢の中の夢みたいなの
わざと売れない俳優みたいに下手くそな演技をする
それもしっかり不自然なんですよ
いい意味で
そこだけあえて下手くそな演技をするというそんなことまでできるのかって思ってひとりでかなり感動してました。
そしてこの2人といえばゴールデンスランバーですよね
冒頭の方のシーンでのこれ!!
知ってる人は知ってますよね
このふたりといえばのやつですよ
この画像は拾い物です
すみません笑
監督の遊び心なのかな?
もう一回あの名作観たくなりました
この作品はラブストーリー的要素が強いんすよね
恋敗れたり、恋を知らなかったり色々恋できない人たちが出てくるんですけど
愛する人のためにみたいな
なんていうか最後の方のかっちょいいシーンがあるんでそこだけネタバレになるんですけど
コンドウは女の事で死のうとした桜井を馬鹿にするんですけど、
コンドウは既に恋をしてるですよね
それに気付いた桜井がコンドウに
「お前も人のこと言えんのかよ」
っていうシーン
たまらなく好き笑
まあここだけ言われてもわかんないでしょうけど見たらわかります
なんしか観たことある人ならこのシーン好きなはず
恋とか愛とか題材にした映画で面白いの本当に少ない気がしますけど、いい感じで恋にコンプレックスのある人が恋をしていく
そして人として大事なものを知り、成長していくということはなんと素晴らしきことかと本当に思います
いい映画でした
でわまた〜