映画と小説

好きなことを好きなように書きます

宮本浩次 エレファントカシマシ

 

 

 

 

こんばんは

 

 

 

最近何連勤か忘れるくらい

バイトに追われているんですが

バイト先のラジオで宮本浩次が出てました

 

 

 

エレファントカシマシのボーカル

宮本浩次ことミヤジですね

 

 

ミヤジは自分がボーカリストとしてというか

男として尊敬する人間です

 

 

自分もバンドでボーカルをやらせてもらってますが、ミヤジの歌や演奏にはその人間が表れていて惹き付けられるものがあると思います

 

 

 

そもそもミヤジを知らない人に軽くどんな人かということを説明すると

 

 

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この人ですね

サイズが笑

まあいいや

 

 

エレファントカシマシというバンドのボーカル

・今年で50歳

・ヘビースモーカー

・読書家

 

などが有名な所ですね

 

エレファントカシマシ知らない人は論外です

YouTubeで聴いてください

かっこいいです

有名な曲もあります

昔の曲も最近の曲もスタイルは変わったりしましたがミヤジ自身が大切にしているものをその時々で書いて作っているとすればその変化もこのバンドの味だと思うのでまあそれはぜひ

 

 

 

自分が好きな点の一つとして

純粋なボーカリスト、バンドマンとして

音楽が優れているところです

 

歌は昔から合唱団で声楽をやっていて詳しかったり、とにかく声量と音域でいえば日本でもかなり上手い方やとおもいます

 

ギターの技術に関しては全くわかんないです笑

というのもライブでも多分弾く予定の所で弾かなかったりその場その場の人なのでギターを真面目に弾いてる所をあんまり見た事はないですがたまに難しいフレーズを弾いてるのを見るとそこそこ弾けるんやなーと思います笑

 

そして音楽的な面で言えば

歌詞やメロは殆どミヤジが手掛けていると思うんですけど、変なコード進行の上に割とキャッチーで、でも違和感のない外しというかそこでここに落ちるのかみたいな所がありそれがいい味を出して渋い。ミヤジが元々好きだった歌謡曲とかRCサクセションの影響を受けてるんですかね。詳しくは自分もまだまだそういう所はミーハーなので勉強します、、

 

そして歌詞ですよね

歌詞も哀愁漂うものから割と荒いものまでありますが一貫して言えるのは深みがあるという事ですね

最近のバンドやポップスが糞だなーと思う一つの原因として歌詞はあると思うんですけど、なにか伝えたい物事の本質をその自分の思う本質のまま伝えるのはナンセンスというかそこに対して深みは一切ないと思います。

例えば感謝を伝えたい時に「ありがとう」と歌詞にしてしまうのはすごくナンセンスだということです

自分の好み、深みがあると思うものとしては感謝した時の情景や心に響いたもの、匂い、時間、人、表し方は無限にありそれをその真意のまま伝えるのではなく感じさせるという所に深みがあると思うんですけど

ミヤジの書く歌詞はそういった日本語の良さが余す所なくあると私は思います

ミヤジという人間が良く出ていると思います

 

 

 

そして私がミヤジを好きな点の二つ目に

人間という所があります

 

まず真っ直ぐな所と不器用な所、悩み深い所。

そういう部分は幼少期からあったと思うんですけど

なにより考える人なんだと思います

 

読書家であり、ゲーテとかニーチェとかも読むみたいですね

自分も少し読んだことがありますがやはり本を読むという事は考えるという事に繋がってその人の深みに繋がると自分は思います

 

とにかくそういう考える部分が多いのに加えてとにかく不器用な男という感じが強いです

 

MCとかテレビでうまく話せないとか、女性が苦手とかメンバーに急にキレるとか笑

逸話は尽きないですけどとにかく伝えたいことがある。その中でどう伝えればいいかわからない。

歌詞を書く時もそうらしいです

どうすれば伝わるかいい曲になるか

をずっとずっと考え抜くらしいです

 

あとこだわりも強くて

バンドに対しても自分の好きなようにいかないと絶対に嫌でありメンバーを絶対引っ張る

その姿勢が他のメンバーもミヤジに何十年もついていく所以だと思います

あとは白と黒の服しか着ないとか笑

髪の毛は長い方がロックだとか笑

 

とにかくこの真っ直ぐな男はとても弱い一面もあります

曲を聴いていれば分かる部分もありますが

宮本語録集という本の中でこうあります

 

【生きてるから死ぬ、朝と夜、光には影。
夢と光の裏では、それが同時進行している。】(P347)


【このまま人生が終わるのではないかと
思う時もあるが、その虚無感も持ったまま
死ぬまでやっていきたい。】(P362)

 

 

弱さと悩みが尽きないミヤジだからこそ不器用に真っ直ぐ。でも時には挫折して生きていく

その不完全さが痺れるというか人間臭くてかっこいいと私は思います

 

 

私は特に人間臭くて弱い人間が好きなのかもしれません笑

弱いといってもダメだという事ではなく悩みが尽きないという意味で使ってます

 

フジファブリックの志村や元andymoriの小山田やamazarashiの秋田さん。

その歌から何か伝わるものがあって凄く感銘を受けます

 

また弱くはないかもしれませんが不器用で真っ直ぐという部分はくるりの岸田みたいな一面もあるかもしれないですね笑

 

 

 

最後にミヤジがミヤジであれるのは

メンバーのおかげだと本人も言ってます

学生時代から仲良しなこの4人だからできる音楽があると思います

 

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